スクリプト環境の整備(AdobeMaxJapan2018フォローアップ1)

今回の投稿はAdobe Max Japan2018にて私が担当したワークショップ「使わないと損をする! Illustrator & InDesignのScript活用講座 〜あれもこれも便利になります〜」のフォーローアップエントリーになります。
不幸な事に当日は丁度ExtendScript Toolkit CCが不具合が発生した当日で、不具合を起こしたプラットフォームがMacintoshだったこともありWindowsを利用していたためワークショップ中はわたし自身も全く気がついていませんでした。実際に参加者の皆様の中にはESTKが動作しなくて困られた方もおられたようで申し訳ない状況でした。
この不具合に関する情報収集及び対処方法等を確認する作業を優先させたためにフォローアップが後手に回ってしまいました。申し訳ございません。

しかし、結果としてはESTKの修正処理の簡素化等成果が出ていますのでスクリプトを学び、活用して行こうと考えられている方々にはこれで良かったのだろうとは思っています。
ESTKのエラーに関しては以下のAdobe フォーラムのドキュメントをご確認いただきご自身の手で修正作業を行っていただきたいと思います。

https://forums.adobe.com/docs/DOC-9621

さて、フォローアップについてです。今回のワークショップのテーマはスクリプトを活用することでどの様に日頃の作業を楽にできるかと言う部分をお見せし、体感していただくことでした。その中でスクリプトによる操作の概念なども簡単にご説明させていただきました。しかしながら、短い時間という事もあり概要的な解説になっています。この様な部分は充分に時間をかけて説明するべき部分なのです。今回から数回の連載という形で関連情報及び解説をお届けしようと思います。

スクリプト環境の整備について

Illustrator及びInDesignでは少しスクリプトのインストール処理に違いがあります。ここではそれぞれメニューからスクリプトを実行できるようにするにはどうすればよいかを見ていきます。

script

 

Illustratorの場合

Illustratorでのスクリプトの扱いは「ファイル→スクリプト→その他のスクリプト」とメニューを選び開かれるダイアログにてスクリプトファイルを選択することにより実行可能です。しかし、日常的に利用するスクリプトをこの様に毎回選択して実行する事は無駄です。そういった場合はIllustratorのスクリプトフォルダにスクリプトファイルをコピーします。

Illustrator CCのスクリプトフォルダ

Illustrator CCで「ファイル→スクリプト」のサブメニューにスクリプトを表示させるには以下に示すフォルダに各スクリプトファイルをコピーします。

Windows
Illustratorアプリケーションフォルダー内の「Presets\ja_JP\スクリプト」
IllustratorCC2018を標準的な手順でインストールした場合は以下のファイルパスとなります。

Program Files\Adobe\Adobe Illustrator CC 2018\Presets\ja_JP\スクリプト

 

Macintosh
Illustratorアプリケーションフォルダー内の「Presets/ja_JP」
IllustratorCC2018を標準的な手順でインストールした場合は以下のファイルパスとなります。

/Applications/Adobe Illustrator CC 2018/Presets/ja_JP

 

aiScript
(Macintoshでの例)この様に現在スクリプトメニューに表示されているスクリプトが既に入っています。

InDesign CCの場合

InDesignの場合、Illustoratorの様にスクリプトファイルを選択して実行するような仕組みがありません。InDesignの場合スクリプト・パネルよりスクリプトを実行できるようになっていますが、このパネルにスクリプトを表示させるにはスクリプトフォルダにスクリプトをコピーします。
このスクリプトフォルダにアクセスするにはスクリプトパネルを開きスクリプトを表示させたいフォルダ上で右クリックにてコンテキストメニューを開き、FinderもしくはExplorerで表示を選択し、FinderまたはExplorerで開かれたフォルダに登録したいスクリプトをコピーします。

idScript

(Macintoshでの例)この例では右クリックで開いたコンテキストメニューを選択するとFinder上でユーザー用の「Scripts Panel」フォルダが開きますから、ここへスクリプトファイルをコピーします。

ヘルパーエクステンションのインストールについて

今回のワークショップでは事前にいくつかのツールを配布しています。拡張子がzxpのファイルはエクステンション用のインストーラーです。これらはAnastasiy’s Extension Manager等を利用すると簡単にインストールできます。
また、スクリプト関連のドキュメントやオブジェクトの情報を取得するためのエクステンションPropertyExplorerを利用するとスクリプトを書くときのオブジェクトモデルの現況を把握しやすくなります。
このエクステンションはAdobe Exchangeよりダイレクトにインストールすることができます。

 

最後に

以降、数回に分けて配布スクリプトの特徴や構成を細かく解説したいと思います。

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